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NYダウ、254ドル安 米利上げ警戒で大幅下落

12日のニューヨーク株式市場は、年内の米利上げに警戒感が広がり、大企業で構成するダウ工業株平均が大幅に下落した。終値は前日より254・15ドル(1・44%)安い1万7448・07ドルと、約3週間ぶりの安値だった。

12日は米連邦準備制度理事会(FRB)の幹部から年内の利上げを示唆する発言が相次ぎ、株式を売る動きが強まった。原油の先物価格が大きく値下がりし、業績への懸念からエクソンモービルなどのエネルギー関連銘柄が売られ、相場の重荷となった。米国の年末商戦がふるわないのではないかとの警戒も広がった。

ハイテク株が中心のナスダック市場の総合指数は、前日より61・94ポイント(1・22%)低い5005・08で取引を終えた。(ニューヨーク=畑中徹)
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